9/7（土）今日から二十四節気の「白露（はくろ）」です。江戸時代に出版された暦の解説図書『暦便覧』に､｢陰気ようやく重なりて露こごりて白色となれば也｣という記述があります。現代文では｢陰気（寒さや涼しさ）が増えて陽気（暑さ）を上回り、水蒸気が結露して露になり、白く輝く｣という意味です。まだまだ日中の残暑が厳しい時季ですが、朝晩に秋の気配を感じます。何かと体調を崩しやすい季節の変わり目こそ【夏に溜まった老廃物や毒素の大掃除】が大切です！日暮れが早くなり涼風に耳をすませば虫の声、見上げればお月様、ロマンチックな気分になりますね。自然のリズムに合わせて、心と体をいたわる暮らしを心がけてみてはいかがでしょうか？
さて、秋の七草もご紹介しますね。秋の七草の由来は、歌人・山上憶良（やまのうえのおくら）が『万葉集』で詠んだ「秋の野に　咲きたる花を　指折り　かき数ふれば　七種の花」と「萩の花　尾花葛花　なでしこの花　女郎花　また藤袴　朝顔の花」の2首の歌に由来します。葛は葛根湯など風邪症状や冷え性に、桔梗は麻黄湯や麻杏甘石湯など咳止めに使われる生薬というもの面白いですね！

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